京都府大原に生まれ、13歳よりハープを始める。
国立音楽大学ハープ科を卒業。ヨゼフ・モルナール、井上久美子両氏に師事。卒業後、ジャンルを超えて活動。又、母親が園長をしていた杉並区の天沼日の丸幼稚園に於いて卒業より20年間、音楽教師、ピアノ及びリトミック教室を担当し、幼児期の音楽指導にハープの活動と共にあたっていた。
1985年イスラエルで開催された「ワールド・ハープ・コングレス」に招待され、制作されたばかりのエレクトリック・ハープで初めて演奏。すぐ日本へ持ちかえり、エレクトリック・ハープでの新しい活動を始める。「宇宙・星座・伝説」をテーマとする野外及びプラネタリウムでの星空コンサートから日本の古典芸能とのジョイント・コンサートとテーマ、季節、空間に応じていろいろなハープを持ち替え、パートナー・ミュージシャンとも自由にジョイントして、今までのクラシック・ハープの概念を越えてメッセージを伝えながら夢のあるコンサートを作り上げてきた。
ライフワークとして1984年より胎響コンサートを医師とハープだけでの企画を始め、1991年には、秋篠宮紀子妃殿下が、真子様がお腹にいらっしゃる時、お聞きになられる。 1989年より竹久夢二に魅せられて夢二の詩によるコンサートを続けている。1990年より痴呆症及び介護を必要とする人を対象とした音楽療法を続けている。祖父の北村大栄が曹洞宗權大僧正で、初代の北米総監を努め新訳修証義、他著書も多く子供の頃より仏教の教えを生活の一部として育った為、自然にハープという西洋の楽器では最も珍しい神社、仏閣においての「祈りのコンサート」を数多く実施してきました。伊勢内宮、二見興玉神社、大原三千院、長野善光寺、日光東照宮、熊野那智青岸渡寺他。1995年6月22日、伊勢・二見興玉神社、夏至祭にて、朝4時38分、夫婦岩の中央から日が昇る時に演奏させて頂いた。
又、クラシックハーブという難しい印象のハープを多くの人々が体験して弾いて欲しいという願いのもとに、全国でハープを難しくなく、楽しんで学んでもらおうと、独自の方法でハープ教室を開校している。
21世紀という1つの節目を越えて2001年より、今までの経験を生かして、ハープ・セラピストとして21世紀に生まれる、新しい命のための胎響コンサート及び、21世紀に育つ子供達の為のハープのふれあいコンサート及音楽療法としてのカウンセリング及びセッション、公演・トーク及び演奏によるセラピー・コンサートを医師と共に活動を始めた。栄養学・バイオ電子工学博士、増川いづみ博士の教授による、アメリカで唯一、天体と音と人間の関係性を20数年前より研究しているカイロス・インスティチュートオブサウンドヒーリング社によるAcutonicsの正式プログラムによる音叉と周辺ツールを含めて痛みを一切伴わない心身に関する音と振動療法による施術プログラムを学び、2016年4月にAcutonics認定LevelⅣを取得して、音叉施術の資格及び認定サロンを取得し八ヶ岳南麓にて「八ヶ岳さろん星の雫」を開設し、ハープセラピーと音叉施術が受けられる滞在型の施設を主な活動拠点として、全国で活動している。
「人間と人間の心と心に47弦の天の調和音(ハーモニー)で愛の周波数を響かせる」
ことをテーマとして活動している。